バンジージャンプ
 
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ペンテコスト島における成人の儀式、「ナゴール」を、スポーツとして形作ったのは、
A・J・ハケット氏ですが、彼についても少し触れてみたいと思います。
なにしろバンジージャンプがスポーツとして発祥されたのが1988年ですからハケット氏は現在でも元気に活動されています。

もちろん初めてバンジージャンプを行ったのもハケット氏。 飛べそうな場所を探した結果、ニュージーランドのカワラウ川のカワラルブリッジからジャンプしたのが初めてのバンジージャンプで それからカワラルブリッジはバンジーブリッジと呼ばれるようになったそうです。
バンジーブリッジでは現在もバンジージャンプが可能で高さ43mの橋からブリッジバンジーが楽しめるそうです。 ぜひとも発祥の地に行ってみたいですね!

そして彼の名を一躍有名にしたのが、なんとエッフェル塔からのバンジージャンプ!
1986年、あろうことか彼はフランス、パリのランドマークであるエッフェル塔からのバンジージャンプを決行します。 パフォーマンスとしてもいくらなんでも行きすぎと言いますか
・・当然のように警察に逮捕されました。
しかしそれが彼の名を世界的に有名にし、同時にバンジージャンプの知名度も爆発的に上昇していきます。

それから彼は自分の名前と同じA・J・ハケットという名の会社を設立します。
それは今でも世界最大のバンジー会社で、バンジージャンプ用品(ゴムなど)広く手がけているようです。

さらに彼の活躍はとどまるところを知らず、2005年には地上300mを飛行するヘリから バンジージャンプを行い、バンジージャンプの世界記録を塗り替えます。 さらに次は1.2kmのバンジージャンプに挑戦したいとか・・
しかし1.2kmもの上空からバンジージャンプを行って無事でいられるのでしょうか? 自由落下というのは一定の速度で落ちるのではなく1秒間に秒速9.8mずつ加速していきます(空気抵抗を無視した場合) 実際にバンジージャンプを飛んでみればわかりますが、20mや30mでも相当な衝撃があります。
300mといえばそれはもうすさまじい衝撃でしょうしそもそも地上15mぐらいから落下すれば人は大抵の場合死にます。

それを1,2kmとは・・距離が4倍ということは速度も4倍近くになるということです。
衝撃は速度の2乗をかけますから、衝撃は16倍です。 これ、いくらなんでも背骨が折れるんじゃないでしょうか? もちろんどのようなクッションをもってしても、この衝撃を殺しきれませんし水面などに落ちようものなら即死です。 ハケット氏はさすがにもう若くはない年齢、いくらなんでも心配です。

ぜひとも生還していただきたいところですが・・
できるならおやめになった方がよいのではないかと思います。







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